或るづぼらな人間の生態

(2011/9/2〜2011/9/29)


[2011年8月の分]







2011年9月



September 2nd (Fri)   昨日 5009歩 / 今日 6161歩

 梅酒、濾過中。
 突然の思い付きで始めました…部屋の中に甘ったるい匂いが充満してます…(爆)

 ども、放射線Q&Aで頭の中が一杯の管理人です(^^;)
 今宵は帰省の準備作業もあり、あまり時間を多く取れないんですが、最後の力を振り絞って、ど
うにか一連の話を締め括るべく頑張ってみます。

◆               ◆

ベクレルについて

 今やすっかりお馴染みになった、放射能を表す単位、ベクレル(Bq)。
 定義は極めてシンプルで、簡単に言うと、1秒間に核分裂を起こす原子の数そのものです。
 逆に考えると、放射線を発生している核種が分かれば、半減期とベクレルの数値から、測定対象
に含まれる個数が推定できる、ということになります。
 何を隠そう、管理人が指数関数のお勉強をしていたのは、この辺りの計算式を自分でも導出して
おきたかったから。
 苦心の結果(笑)、放射能強度Rは次のような式で表せることが判明しました。

  R[Bq] = N × loge2 / T
  転じて N = R ÷ (loge2/T)
  但し、N:放射性核種の量[個]、T:放射性核種の半減期[sec]、loge2 ≒ 0.6931

 つまり、セシウム137の場合、Bqの数値を定数 7.285E-10(※便宜上、PCで使われる指数表
記を採用しました)で割ってやると、大元の原子核の個数が算出される訳です。
 一例として、飲料水の暫定規制値 200Bq/kg から計算してみると、上限濃度のセシウム137が
含まれているという仮定の下で、約62ナノグラムと見積もられます。
 また、1gのセシウム137は、同様の計算で 3.2TBq (テラベクレル)の放射能を有すること
になります。

◆               ◆

シーベルトについて

 この単位もすっかり有名になってしまいましたね。
 しかし、管理人の気のせいでしょうか、有名な割に、定義があまり一般には知られていないよう
な…。
 改めて調べてみると、下記のように書かれているのが見付かりました。

 グレイ(Gy):
  放射線量の単位。
  1kgの物質に1J(ジュール)のエネルギーが吸収された時の線量を1Gyと定義する。
  単位は定義から J/kg。

 シーベルト(Sv):
  生体が受けた放射線量の単位。
  放射線の種類によって重みが異なり、X線・ベータ線・ガンマ線は1、陽子線は5、アルファ
 線は20、中性子線はエネルギーにより5〜20を乗じる。
  また、局所被曝の事例では、各組織毎に定められた係数(※全身の分を合計すると1になる)
 を更に乗じる。

 …意外に面倒臭いですね(^^;)
 セシウム137の場合、既に述べた通り、完全に落ち着くまでにベータ崩壊とガンマ崩壊の両方
を起こしますから(※バリウム137mの分も考慮)、同じグレイ数でも外部被曝の場合は1倍、
内部被曝の場合は2倍とすれば良いのでしょうか?
 この辺はまだ今イチ調べきれていませんので悪しからず。

◆               ◆

ベクレルとシーベルトの換算

 ようやく、本当に考察したかったところへ辿り着きました(^^;)
 上記2つの単位をどちらもご存じの皆様は、恐らく、これが最もハッキリさせておきたい情報で
はないでしょうか。
 いきなり結論から述べます。

 一意にコレ、という定義は存在しない

 えええええ!?と抗議の声を上げることなかれ。
 管理人もあれこれ手を尽くして探してみたけど、マジで見付からないんですってば。
 まあ、外部被曝に限って言えば、放射線源からの距離や遮蔽物の有無によって、放射線量はすぐ
変わりますからね。 (※地球からと木星からでは太陽の明るさが違って見える、というのと同じ理屈)

 一方、内部被曝に関しては、複数の研究機関から、かなりきっちりした情報が出てきています。
 何でだろ〜、何でだろ?
 こちらはすぐに原理が判明しました。
 線量計で検出されたベクレル数に、厚労省あたりのウェブサイトに載っている、「預託実効線量
係数」なる値を乗じると、累積のシーベルト数が算出されるのです(※Sv/hrでもSv/年でもないこ
とに要注意)。
 んで、もう少し詳しく資料を読むと、預託実効線量係数というのは、ある放射性物質が体内に取
り込まれてから、以降の人生でどれだけ放射線を撒き散らすか、を見積もった値なのだそうです。
 見積もるにあたっての想定期間は、子供の場合で70年、大人の場合で50年。
 それだけの期間、取り込まれた放射性物質が体内に留まり続ける、と仮定しているのでしょう。
 ここからは管理人の想像ですが、放射能量を求めるのに使った式の右辺を、0〜50年、もしく
は0〜70年の区間で積分し、累積の線量を求めているのではないかと(※半減期さえ分かってい
れば定数になる)。

◆               ◆

 う〜ん…散々引っ張った割に、最後が尻切れトンボになってしまいましたね(^^;)
 明日から1週間ほど実家へ帰省するので、気が向いたら検証してみます。

 では皆様、良い週末を。



September 5th (Mon)

 寄り道した結果、往路の走行距離は908km。
 ぼちぼち累計で13万kmの大台が見えてきました(爆)

 はいどうも、ようやく盆休みの恒例行事が一段落付いて、実家でゴロゴロしている管理人です。
 土曜日は諏訪湖の新作花火の開催日で、近付きつつあった台風の影響が心配されたんですが、幸
いにも小雨程度で済んでくれて、最終演目の尺玉連発ショー(別名:諏訪総合火力演習(笑))ま
で楽しく観戦することができました。
 その代わり(?)、昨日の移動は壮絶でしたねー(^^;)
 台風の中心方向目指して突っ込んでゆく格好になったから、ある程度覚悟はしていたものの、断
続的に降るわ降るわ、滝のような猛烈な雨。
 もし本来の盆休みと今回の台風が重なっていたとしたら…?
 くわばら、くわばら。



September 7th (Wed)

 帰省以降、特にこれといって事件はなし。
 姪っ子が割と普通に聞き取れる言葉を喋っているのには驚きましたが(^^;)

 実は帰省初日に、姪っ子の人見知り(久々の対面を果たした瞬間にギャン泣き)を食らってしま
い、ちょっぴり傷心気味の管理人です。
 間近で常にそっくりのお顔のお爺様(=管理人の父)が接しているはずなのに…
 意外ときっちり誰が誰かを識別できているのかもしれませんね。

 因みに、実家の猫についても、ここのところ、行動パターンやら何やらを観察するのが恒例行事
となっている感があります。
 今回のお土産は…ジャジャーン、ネットで拾った「喋る猫」シリーズの動画♪
 延々と1分以上、ウニャウニャニャムニャムと、何かを撮影者に対して訴え続ける(笑)猫の映
像で、巷では「ウチの猫がめっちゃ反応した」「ウチのも」と話題になっていたんですが、さあ、
君の反応はどうよ!?

 今イチ。

 全くの無反応という訳ではありません。
 ただ、PCの真正面まで連れてきても、「ふーん、あっそう」みたいな感じで、少し離れた所で
ゴロリと横になり、それっきり耳すら動かそうとしやがらねぇ(^^;)
 むしろ、遅れて駆け付けた姪っ子の方が、画面上の猫をガン見していたのでした。



September 9th (Fri)

 今回の休暇の累積走行距離: 1958km
 こんなことばかりやってりゃ、年平均2万kmなんて楽勝でしょうよ。

 昨日、地元の友人諸氏と会食などした後、実家に戻らずそのまま帰路に就いたのが15時頃。
 以降は燃料補給や身体のストレッチ程度に休憩を挟むだけでひたすら走り続け、どうにか日が昇
る(=暑くなる)前に帰宅してやろう…と目論んでいたんですが、静岡県のちょうど真ん中辺りで
電池切れに陥り、結局、名前も知らない(※意識が朦朧としていて良く見ていない)PAで4時間
以上も爆睡しちまいました(^^;)
 いやー、今の時期の外気温だと、車内で寝るのに汗もかかず快適でしてねー。

 さて…
 今日は特に急ぎの用事もないし、もう1回寝直すか(爆)
 (※明日から本業再開なのです)



September 10th (Sat)   9050歩

 復帰初日からコレか。
 まあ、足の筋肉の張り具合から、何となーく予想は付いてましたけどね。

 取り敢えず、二日連続の休日出勤は回避できました。
 今日はひたすら装置を弄ってるだけだったので、まだ頭の回転が元に戻った感じはないですが。
 てな訳で、今宵は忘備録がてら、小ネタを幾つか書き留める程度にしておきます。

◆               ◆

 まずは、繰り返し書くのも馬鹿らしいんだけど、理系人間の端くれとしてやっぱり書かずにはい
られない、放射能や放射性物質に関する無知・無理解の数々。
 福岡で福島の農産物の直売店を開こうとしたら、「福島のトラックが放射能を運んでくる」とい
う内容の反対メールや電話が相次いで、結局開店を断念する羽目になった?
 新内閣の発足からたった1週間ちょっとで、福島を視察してきた経産省のお大臣様が「放射能を
付けてやろうか」などと言いながら、取り巻きの新聞記者に服の袖を擦り付けた?
 へぇー…こんな絶滅危惧種が、まだしぶとく生き残ってたんだ…(嗤)
 驚くを通り越して呆れる他ありません。
 終戦から間もない頃(今から60年以上も昔!)、広島や長崎の出身の方々が「ピカがうつる」
と謂われのない差別を受けた――なんて話を、管理人は小学生の頃に道徳か何かの授業で習った覚
えがあるんですが。
 何十年もの間、原爆や放射性物質に関する情報が、様々な媒体を通じて世に出され、全く知らず
にいられる確率なんて、日本国内では皆無に等しいのに。
 あ、それともひょっとして、自ら意図的に、そういう情報から目を背けたり耳を塞いだりしてき
たのかなー?
 そのくせ他人には「ピカがうつる」的発想を強制しようとするんだー。
 …余計に始末が悪いっつうの。

◆               ◆

 次は全く別方向に話が飛びます(^^;)
 管理人の中でもう1つ気になっているのが、去る7日に実施された、金星探査機「あかつき」の
メインスラスタの燃焼試験の結果です。
 予想では定格の6割程度(315N)の推力が確保されている可能性があったそうですが、試験
の結果、実際にはその更に13%(単純計算で40〜41N)程度の推力しか発生していなかった
とのこと。
 ノズルの破損によって推力の立ち上がりが悪くなっているだけなら、長時間の逆噴射を繰り返し
行うことによって、当初計画の軌道へ投入できる見込みも出てくるんですがね。
 メインスラスタと同じ側に搭載されている姿勢制御スラスタ(定格23N×4基=合計92N)
を使うケースと、どちらがより有利なんでしょうか?
 うーん、14日に予定されている2回目の燃焼試験がどうなるか、今から気になる…。



September 11th (Sun)

 現在のメインPCを組んでから、今日でちょうど1周年。
 あの頃は、僅か半年後に大地震の直撃を食らうなんて、想像だにしていなかったのです…。

 世間一般では東日本大震災の発生からちょうど半年、本日は様々な特番をボーッと眺めながら、
ひたすら自室に籠もって過ごしました。
 当時と同じように、室内の照明を全て落とし、暗闇の中でTVを観ていると、いろいろな記憶が
甦ってきます。
 続報が絶え間なく飛び込んでくる中、身体の奥底がスーッと冷たくなって、全てがまるで別世界
の出来事のように思えた瞬間があったな、とか。
 余震の地鳴りに本能的な怖さを感じて眠れなかったのは初日の晩だけで、翌日以降は割と熟睡し
てたような気がするなー、とか。
 半年経って改めて振り返ってみると、あれは衝撃が大きすぎて心が麻痺していただけで、実はそ
んなに冷静ではなかったんでしょうね。
 また、職場関係の方々や、自分が面倒を見ている設備類、自宅の家財道具、etc.に不可逆な損害
が出なかったことも、比較的早い段階で管理人が我に返る要因となってくれたのでしょう。

 ホントつくづく、あの地震に関しては、管理人は単に運が良かっただけだったんだなー、と思い
ます。



September 14th (Wed)   一昨日 9962歩 / 昨日 9303歩 / 今日 8042歩

 通常運転に戻りましたー。
 手始めにACAHを予約してきたけど、ちゃんと発売日に Take Off できるかしら?(^^;)

 あ〜、早く「あかつき」の第2回メインスラスタ燃焼試験の結果が知りたい!
 相変わらず宇宙オタ気味の管理人です。
 来月また近所で大きな催し物(筑波宇宙センターの特別公開)があるそうなので、たまには海釣
り遠征をお休みして、のんびり会場巡りでもしてみますかな。
 もし興味をお持ちでしたら、10月15日(土)の朝から動けるようタイミングを見計らって、
拙宅までおいでませ〜。 >K氏&S氏

 さて…
 海釣りといえば、今年もぼちぼちあの時期ですので、宣言をしておかねばなりますまい。
 今週末から、アオリ狙いを再開致します。
 おあつらえ向きに3連休だし、中秋の名月の直後だし、かなり勝率は高いと思うんですよねー。
 どちら方面で戦端を開くかは、直前まで情報収集を進めた上で、出発日に決定します。
 乞うご期待!



September 16th (Fri)   昨日 7454歩 / 今日 10291歩

 またしても、週末と薬品の入荷が重なってしまった。
 本日の搬送量: 360kg以上(^^;)

 帰りの道すがら、東の空を眺めたら、薄雲の間から、いい感じの色に染まった月が昇ってきてい
るのが見えました。
 予報では、西へ行くほど、雨に祟られる確率が高いらしいですが…
 風向と風速は…ふむ、南西の風がメインか…
 内房だと若干やり辛いかもしれんなぁ…

 結論:
 今年の秋イカ狙い1回目は、東伊豆から始めまーす♪

 ああ、でもまずは、重量物の上げ下ろしで腕に溜まった乳酸を抜かなければ。
 …運動不足って言わないように(爆)



September 19th (Mon)   438km

 はー、良く寝た。
 また猫並の睡眠時間で一日使ってしまった(^^;)

 今回も無事帰宅致しました。
 机仕事が多くなって体力が落ちていたのか、やたらと眠くて釣行記録を纏める時間が取れなかっ
たので、取り敢えず本日は速報程度に。

 1、東伊豆は網代/伊東の鉄板ポイントを、それとついでに真鶴半島も軽く1周してきました。
 2、湾になっている所は非常に平和だったが、イカのサイズも相応に小さい。
   具体的に言うと、2.5号の餌木の沈降速度にすら追随しきれないのがウジャウジャ。
   1回だけ推定胴長18cmの奴を釣ったんですが、引き揚げ直前にバラしちゃった(^^;)
 3、太平洋に直接突き出ているテトラ帯は、今回は波が高かったため断念。
   台風の影響?
 4、今回のお持ち帰りサイズで最大だったのは、胴長14cm。
   後は全部「辛うじて」サイズばっかりでした。
   ベストシーズンにはまだ半月ほど早かったかな?

 因みに。
 スタートしたのは(できたのは)土曜の夕マヅメでした。
 あかん…やっぱり体力が衰えまくっとる…。 _| ̄|○



September 22nd (Thu)   一昨日 5211歩 / 昨日 6894歩 / 今日 12063歩

 昨夜は無様に不貞寝するのみ。
 自宅の一番近くにある信号がブラックアウトしているのを見た瞬間、嫌な予感が…(^^;)

 まあお陰さんで、今日は白目がうっすら青みがかって見えるぐらい冴え渡ってましたけど(爆)
 因みに、職場の方では、台風15号の暴風圏に突入した直後から、一部の排気ダクトで圧力異常
が繰り返し検出されていたそうです。
 瞬間最大風速は毎秒何mぐらいだったんだろう…?(汗)

 さて。
 平日の出来事を殆どご報告する暇もなく、次の連休が来てしまいました。
 当然今回もイカ遠征に費やすつもりなのですが…
 天気予報によると、今夜から明日にかけては北風が優勢らしいんですよね。
 南房は引き続き厳しそうだな…
 だったら久々に西伊豆でやってみるか?
 交通費ばかりが嵩みます(^^;)



September 25th (Sun)   437km

 う〜ん、台風通過の直後じゃ、ちょっち厳しかったか?
 風や波は殆どなくて、絶好のイカ釣り日和だと思ったんですけどね…

 はいどうも、肘から先だけ筋肉痛の管理人です(爆)
 実は昨日の割と早い段階で見切りを付けて帰宅した…と書くと、大体の状況はご想像戴けるので
はないかと(^^;)
 冬から春先にかけての実績を元に、確率が高そうな場所ばかり選んで回りましたが、流れの緩い
漁港の奥まった所なんかは、濁りと浮遊ゴミが凄かったですね。
 じゃあ外洋に直接ぶち込んでみたら?
 お気に入りの砂利浜(※濁らないのでイカ釣りには有利)で半日ほど頑張ってみたところ…

 釣果: アオリ×2
 胴長: 辛うじて10cm超え

 小っせえ…だけならまだしも、数すら出ないとは… _| ̄|○
 次は2週間ほど間を置いてから挑んだ方がいいかもしれませんね(^^;)

◆               ◆

 そして帰宅後。
 あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
 「疲れにくい竿の持ち方か何かを調べるつもりで ブラウザを開いたら
  いつの間にか 日本刀の折り返し鍛錬について書かれた文章を眺めていた」
 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
 おれも何をしているのかわからなかった…

 いや〜、イカ釣りほっぽって何しとんねん! と言われそうですが、こういう話には昔から興味
津々でして。
 何しろ今回見付けたのは、大雑把に纏めると下記のような内容だったもんで。

 ・日本刀は「折り返し鍛錬」と「合わせ鍛え」が最大の特徴とされるが、実は大きな間違い
 ・上記の鍛鉄法は、中世以降に開発された、作刀上の工夫の1つに過ぎない
 ・いずれも、基になる鋼が予め充分な粘りと硬さを兼ね備えていれば、蛇足ですらある
 ・実際、中世以前の業物には、一枚鍛えの物が多く存在する

 これ、作刀の手順を上っ面程度にでも知っている人が見たら、驚くなんてレベルのもんじゃあり
ません。
 一般的に、折り返し鍛錬は鋼の中の「繊維分」(※現代風に言うならウィスカー)の向きを均等
に散らすため、合わせ鍛えは硬い刃鉄と軟らかい心鉄を接合することで切れ味と強度の両立を図る
ため、という説明がされてきました。
 前者は…あながち間違いって訳でもないけど、重要な側面が1つ抜けていますかね。
 管理人が昔読んだ備前伝の解説書に書かれていたのは、鋼の中の余計な滓の排除という役割。
 逆に考えると、現代の規格品の鋼のように、炉の中で既に成分比が厳密に調整されていれば、実
用上は必ずしも折り返し鍛錬を行わなくて良い、とも言えます。
 そして問題の後者は…驚いた、これまた理に適っているんですよ。
 というのも、合わせ鍛えで棟(=いわゆる峰)の側に軟らかい心鉄を、刃の側に硬い刃鉄を有す
る構造に作り込み、かつ焼き入れで心鉄の側に反り返らせると、刃鉄は必然的に引っ張られた状態
で固定されるため、刃鉄が硬すぎると(※心鉄と成分比が違えば起こり得る)斬撃や峰打ちの衝撃
でピーンと断裂を起こしてしまうことがあるからです。
 刃鉄と心鉄の区別がない、一枚鍛えの刀であれば、粘りと硬さを高い次元で両立しなくてはなら
ないため、必然的に刃の断裂は起こり辛くなる、という理屈。
 一体構造だと刃文が浮かばないんじゃねーの?と訝しがる向きもあるかと思いますが…残念、そ
れも割と良くある誤解です!
 刃文というのは、焼き入れの際に粘土を塗り、その厚みの差で焼きの入りに差を付けることによ
って浮かび上がるものなので、合わせ鍛えを行っているかどうかとは関係ないのです。

 なお、管理人が考える日本刀の本質は…
 斬れればええやん、頑丈ならええやん!です。
 夏冬問わずスキー馬鹿だった頃の「転ばなければそれが正義」と大して変わらない(笑)



September 28th (Wed)   一昨日 7999歩 / 昨日 4843歩 / 今日 6489歩

 歩数は少ないけど、結構煮詰まってます。
 久々に報告書を書こうとしたら、完全に書き方を忘れてしまっていることが判明(爆)

 てな訳で、取り敢えず恒例の生存報告でございます。
 更新をサボっている間に、世の中ではいろいろと動きがありました…主に戦闘機関連で。
 忘備録がてら記しておこうと思います。

 まず、F−2最終号機のロールアウト(=製造終了)について。
 全く以て寂しい限りです。
 3月の大震災で水没してしまった機体の復活作業用に、まだ暫くは製造ラインを維持するみたい
ですが、損耗率約20%(再生させる予定の分を差し引いても約12%)って、今後の展開を考え
るとかなり痛いですよ。
 対艦ミサイルを4発搭載して作戦行動できる(きちんと運用すればシーレーン防御の切り札とな
り得る)機体が、日本の国土事情に鑑みてどれだけ貴重か、ちゃんと理解してます? >お偉方
 3桁に乗せろとは言わないまでも、当初予定機数に戻るまでは、製造を続行してほしいなー、と
個人的には願って止みません。

 お次は、次世代FX(主力戦闘機)の候補機種決定について。
 〈スーパーホーネット〉、〈ライトニング2〉、〈タイフーン〉の3機種は、以前からの下馬評
通り、といった印象です。
 管理人のイチオシはもちろん〈タイフーン〉。
 何と言っても、技術的なブラックボックスが最も少ない、ってのが嬉しい限りですよ。
 その上、NATO標準の各種兵装を使用可能と来れば、悩む必要はありますまい。
 (強いて互換性が全くない物を挙げるとすれば、固定武装の27mm機関砲ぐらい)
 めっちゃ期待してます♪ >調達に携わる方々



September 29th (Thu)   5374歩

 明日は久々に出張なり。
 ちょっくら信州の山奥まで。

 出張前夜にもかかわらず、試作関連のトラブルで、21時過ぎまで引っ張ってしまいました。
 明日は遅くとも7時には家を出なきゃならんのに…
 ちゃんと起きられるかしら?(^^;)

 出先でネットワークに繋げるようなら、1回ぐらい更新するかもしれません。
 ま、例によってファイアウォールか何かに弾かれるのが関の山だとは思いますが。
 あまり期待せずお過ごし下さい。
 では。







[2011年10月の分]





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