或るづぼらな人間の生態

(2004/2/1〜2004/2/29)


[2004年1月の分]







2004年2月



February 1st (Sun)

 バルカン半島の山猫、蒼き月光、258。

 昨日やるべき事を済ませたので、今日はじっくり腰を落ち着けて、買い溜めしていたDVDやら
CDやらの鑑賞三昧としゃれ込んでおりました。

 まずは先週買った「山猫は眠らない 2」。
 今回の作戦はバルカン半島で民族浄化を目論む将軍の暗殺なのですが、狙撃自体は序盤であっさ
りと成功し、むしろ脱出の方が物語の主軸となってきます。
 主人公トーマス・ベケット上級曹長が50歳になっているという設定もあり、ハリウッド映画に
ありがちな爆発ドッカーンの派手な演出は殆どありません。
 特に中盤から終盤にかけて画面を支配するのは、前作でもお馴染みのじっとりと湿った空気。
 やはりこれがないと「山猫」とは言えないっ!(嬉)
 近い内に是非、前作のDVDも入手したいですね。

 次は昨日帰りしなに上諏訪のCD屋でジャケ買いしてしまったアルバムCD「Lune」。
 折笠富美子って歌い手さんが歌っとります。
 分かる方には「冬月先生」とか「ちせ」の中の人と説明するのが早いかな?
 まあ細かいことはどうでもよろしい。
 だって管理人がジャケ買いしたのは着物姿がツボに来たからだもん。(爆)
 因みに、収録されている曲もしっとりした雰囲気のものばかりでなかなかGoodです。

 最後は同じく上諏訪のCD屋で購入したシングルコレクション「ニコパチ」。
 シンガー坂本真綾&プロデュース菅野よう子の曲、特にバラード調の奴は微かな狂気すら感じさ
せる透き通った響きが管理人のストライクゾーン直撃で、学生の頃からちょくちょく聴いているん
ですが、このシングルコレクションも厳選を謳っているだけあってなかなかの粒揃いでした。
 それにしても以前から不思議なのが、長野では坂本真綾のCDを常時置いている店が恐ろしく少
ないという事実。(大阪では大抵どこの店にも置いてあった)
 「ニコパチ」だって件のCD屋で今回たまたま発見したから入手できたようなもんで、管理人が
住んでいる辺りではついぞ見掛けた覚えがありません。
 半端なアイドル崩れなぞ足元にも及ばない歌唱力があるのに何でだろ?

 ――おっと、何も考えずダラダラ書き綴っていたら、いつの間にかヤバい時間帯になってしまっ
ていたようですな。
 調子こいて夜更かしすると業務に差し障りが出るので、今宵はこの辺で。



February 2nd (Mon)

 インベーダー4匹捕獲。

 会社のお知らせ掲示板(※LANから閲覧できるようになっている)に先週ぐらいから載ってい
た「WORM_MYDOOM.A」なるウイルスが、今日初めて管理人の所にも届きました。
 古典的なファイル添付型なので、自動プレビューの類を使っていなければ基本的に危険はないと
思いますけど、巷ではイエローアラートすら発令されているみたいなので念のため。
 ファイルサイズ31KBの怪しいメールは絶対開くな今すぐ捨てろ。

 さて、これだけじゃボリューム的にやや寂しいので、本日はデジカメの設定についてちと触れて
みましょう。
 実はつい先程受信したメールの中に、この分野の大先輩S氏からの指摘があったのですよ。
 曰く「設定を殆どオートにしていませんか?」
 ――え〜と、半分正解です。
 先月の北アルプス撮影の際にあれこれ試してみた結果、我が愛機LC−33で良く晴れた昼間に
風景写真を撮るという状況では、以下のような設定が最も使い易いという結論に達しました。

 ・露出は0かせいぜい±1程度
  シャッタースピードが自動的に決まる設計の本機種ではあまり意味がないみたいです。

 ・ホワイトバランスはAUTO
  AUTOでもそこそこの判断をしてくれるし、咄嗟に切り替えることができないから。

 ・スポットモード(※照度測定の基準を狭い範囲に絞る)はOFF
  星の撮影をする時は逆にONにした方が適度な露出時間に設定されます。

 ・ISO感度は50ないし100で充分
  無闇に大きくするとかえって画質がザラザラした感じになってしまう傾向にありました。

 ・画質調整はナチュラル
  これはまあ一種のおまじないみたいなもの。

 ・カラーエフェクトは好みに応じて
  管理人の場合、春と夏はOFF、秋はウォーム、そしてもちろん冬はクール。(笑)

 冬に撮った写真がやたらと青っぽいのばかりだった理由がお分かりいただけましたか? >S氏



February 3rd (Tue)

 ジャケットのファスナーが壊れた。

 たまたま冷え込みのきつくない日だったから良かったけど、もし帰りがけに雪でも降っていたら
私はどうなっていたのであろうか?
 ――え〜、本日はSEMの予約時間の都合(※先客の予約が夜9時まで入っていた)で、夜10
時過ぎまでクリーンルームにお籠もりする羽目になってしまいました。
 今回依頼を受けたサンプルはFIB加工済みのウエハ断面という比較的シンプルな物で、管理人
の技術レベルを以てすれば1時間程度で観察が終わると分かっていたので、本当は明日以降に作業
時間を先送りしたかったんですよ。
 でも上司殿が「なるべく明日までにデータを揃えておきたい」と強く強くおっしゃるから…
 ※今週行われる会議のプレゼン用資料に掲載するらしい。

 最近ようやく、同郷の先輩方が口にする「だりぃ」「しんどい」の意味が実感として分かってき
たような気がします。



February 4th (Wed)

 今日の晩飯は豚生姜焼き弁当。
 別に鳥インフルエンザを意識してるつもりはないんですがね。(笑)

 本日のお話は、コンビニで晩飯の弁当を買い込み、精算を待つ傍らふとカウンター下に目を遣っ
たところ、先日近所で発生した強盗事件に関する情報の提供を呼び掛けるチラシが貼ってあったこ
とに端を発します。
 事件発生日が管理人の誕生日と同じになっていて初っ端からブルーな気分にさせられますが、
とりあえず些末事には目を瞑って先に進みましょう。
 ふむ…「居合わせた女性客に刃物を突き付けて脅し、現金40万円を奪ってワゴン車で逃走」と
は、この片田舎に似つかわしくない、なかなかの凶悪事件だったようですな。
 どれ、いっちょ防犯カメラに写った悪人面を拝ませていただくとしますか。
 チラシの最後に掲載されていた画像を見た瞬間、刻(とき)が凍り付きました。

 今時ストッキング強盗かよ!

 全然カモフラージュになっていないと思うのは管理人だけでしょうか…



February 5th (Thu)

 ソ○モンよ、私は帰ってきた!

 デバイス断面の分析依頼を2件同時進行で消化。
 片方は先週から予告があった試作品が対象で、もう片方は昼前に突然先輩から渡されたウエハが
対象でした。
 何かこう、ようやく本来の仕事場に戻れたという実感が湧いてきますね。
 …AFMで半日にサンプル5つってなところが特に。

 実を言うと、飛び入り依頼の方は特に期日指定されていなかったので、明日以降に先送りしても
良かったんですよ。
 でもまあ面倒臭い作業は纏めて終わらせた方が精神衛生上も好ましいし、そんじゃ頑張って今日
中に片付けるかぁ、ってな訳で少しだけ無理をしてみたという次第であります。
 …結果的に午後10時過ぎまで残業する羽目になっちまいましたけど。

 そんなこんなで、ヘロヘロになった身体を引きずって居室に戻ったら、件の先輩もまだ居残って
おり、管理人が見た時にはちょうど何やら書類とにらめっこしていらっしゃる最中でした。
 文面から察するに、どうやらこちらも明日の会議(※3日付の日記を参照)で使うプレゼン用資料の
ようですな。
 ちょうどいいや、ついでだから経過報告も今日中に終わらせてしまいましょう。

 私 :「先輩、データ採りが終わったんで、共用PCにファイルを入れときました」
 先輩:「おおそうか、助かった〜、これで明日の発表に何とか間に合うよ」

 類は友を呼ぶ。

 もし私が気まぐれを起こしていなかったらどうするつもりだったのかと小一時間(以下略)



February 6th (Fri)

 高い? 安い?

 分析部門の副ボスから、AFMで使うカンチレバー(※探針)の使用記録表を作成するように、
という指令を受けました。
 今までは「残りの本数が少なくなったら気付いた人が補充する」、いわゆるチキンレースルール
だったのですが、やはり残数や使用状況を一目で把握できるようにした方がいいだろう、と誰かが
言い出して、でも面倒臭ぇから誰も書類を作らず、今頃になってようやくその話が管理人のところ
に回ってきた…まあよくあるお話です。
 Excelで適当に書式をでっち上げて、さっさと終わらせてしまいましょう。

 まず把握しなければならないのは、我が部署で使われているカンチレバーの種類の把握です。
 保管庫の中を覗いてみたところ、現時点では4種類の在庫がありました。

 ・単結晶シリコン製
  半導体デバイスと同じ手法で作られていますが、表面には何も手を加えたりしていません。
  柔らかい試料などの観察に適したタッピングモードという手法で観察を行うのに使われます。
  1ケース10本入りでお値段4万円 → 1本あたり4千円。

 ・金属コーティングあり
  クロム(だったと思う…多分)を蒸着して、針先に導電性を持たせた物。
  半導体中のドーパント濃度の測定などに使われます。
  1ケース10本入りでお値段約12万円 → 1本あたり約1万2千円。

 ・導電性ダイヤモンドのコーティングあり
  硬さと導電性を兼ね備えた、ある意味理想的なカンチレバー。
  電気端子代わりに針先を試料と強く接触させる必要がある時に使われます。
  価格表が手元にないため正確なお値段は不明。
  少なくとも金属コーティングの物よりは高いでしょう。

 ・CNT
  シリコン製の針先からカーボンナノチューブの毛が1本生えているカンチレバー。
  波○お父さんの頭を想像していただけると分かり易いかと。
  先端径が20nm以下と非常に鋭いため、高分解能観察に抜群の威力を発揮します。
  …がその分お値段も一気に跳ね上がり、何と1本5万円

 タングステンワイヤを研磨するだけのSTM用の探針とは文字通り桁違いですな。
 しかしこれでもクリーンルームの維持費に比べれば微々たるものなのだそうです。
 ――そりゃそうか。
 クリーンルームは24時間空調かけっぱなしだし、定期的に集塵フィルターを交換しなきゃなら
んし、水や薬品も大量に消費するし。
 一説では年間ン千万ともン億とも…。
 知らないままでいた方が幸せだったかもしれません。(^^;)



February 7th (Sat)

 最新技術フェチ再び?

 午前中に会社で技術講座を聴いた後、昼からはのんびりネットサーフィン。
 モバイルRADEON9700のリリース記事から派生して、気が付いたらLow−k(低誘電
率)層間絶縁膜技術の最新動向を追っておりました。
 ※モバイルGPUでのLow−k材料の採用はこれが初めて。
  デスクトップ用GPUでは既にRADEON9600XTから使われている。
 プロセスルールが130nmだの90nmだのという世代になると、配線が接近したり重なった
りしている場所で必然的に発生する「寄生容量」が問題になってきます。
 即ち、金属−絶縁体−金属の重なりの部分がコンデンサもどきに化けてしまうんですね。
 すると、この手の回路を流れているのは交流信号ですから、設計者の意図に反した方向に信号が
流れて、ノイズや誤動作の原因になるという訳。
 こうした寄生容量を少しでも減らすためには、層と層との間を仕切る絶縁膜になるべく誘電率の
低い物質を使うのが定石です。
 もちろん一番理想的なのは比誘電率がほぼ1.0の空気ですが、何も支えがなければ配線同士が
接触してしまいますので。(笑)
 参考までに、今までの主流であるシリコン酸化膜系絶縁膜の比誘電率は大体4.0前後です。
 ※TEOS(テトラエチルオルトシリケート)などを原料としており、純粋SiOではない模様。

 今回発表されたモバイルRADEON9700には、「Black Diamond」と呼ばれる、シリコン
酸化膜にフッ素を添加した物(SiOF系)が用いられているようです。
 開発元によれば比誘電率は2.7以下だとか。
 しかし、これでも将来的には対応しきれなくなるので、現在、世界各地で更に比誘電率の小さい
物質の模索が続けられております。
 調べてみて驚いたのは、プロセス上の制約で意外に系統が限られてくるということ。
 つまり、

 ・比誘電率が低い(当然!)
 ・厚みの均一な膜が容易に形成できる(スピンコートやCVDが使える)
 ・機械研磨に耐えるだけの強度を有する(柔らかすぎたり脆かったりするのはNG)
 ・そこそこ耐熱性がある(製造プロセスでは温度が300℃以上になるのが当たり前)

 最低でもこうした条件を満たしていないと、量産時に使い物になりません。
 管理人が調べた範囲では、上記のSiOF系に加え、含フッ素アモルファスカーボン、含フッ素
ポリイミドなど、大半がフッ素を含んだ物質ばかりでした。
 材料自身の分極率を下げて(理論上はC−F結合を有するパーフルオロカーボンポリマーが最小
とされる)低誘電率を実現しようという考えですね。
 後は絶縁膜のマクロな構造を多孔質にして、体積をトータルで見た時に限りなく空気に近い状態
にするぐらいしか手がありません。
 こちらの代表格はボラジン−ケイ素ポリマーとシリカエアロゲル。
 特にシリカエアロゲルは二酸化炭素の超臨界状態(※液体と気体の両方の性質を備える)を含水
シリカゲルの乾燥に用いることで、空孔率90%以上(殆ど空気!)、比誘電率に至っては1.4
以下というとんでもない値を実現できているそうです。

 たかが絶縁膜、されど絶縁膜。
 いい暇つぶ…もとい、いい勉強になりました。
 そしてRADEON9600XTに対する物欲がムラムラと湧いてくる(爆)



February 8th (Sun)

 まったりとクライシス。

 学生時代から使っているGパンの尻の部分に最近、相次いでメッシュが発生中。
 内1箇所は管理人が寝ている間に巨大な地割れへと変貌を遂げてしまった。
 半ケツ晒しの寒さで目を覚まされる独身男28歳、ああ何て情けねぇ姿なんざんしょ。
 もはや無事なズボンは3本しか残っていません。

 小腹が空いたのでとりあえず飯粒を炊くことにした。
 用意を始めようと立ち上がった瞬間、先週某2○0Xで放送されていた「蜂蜜を小匙1杯ほど混
ぜるとふっくらツヤツヤの仕上がりになる」という話を思い出す。
 たまたま手元に蜂蜜(メイプルシロップ入り)があったので、面白半分に実験を遂行。
 待つこと暫し、さあ出来映えや如何に?
 パクッ…
 モギュモギュ…
 マズー。

 夜10時過ぎ、K氏から電話がかかってきた。
 どうやら来週の週末にちびっこいK氏と連れ立って我が家を襲撃する気らしい。
 フッフッフッ、片付けに関しちゃ今回は何も問題ございませんぜ。
 その前にちょっとした立ち入り検査のようなもの(@独身寮全域)が行われるため、否が応でも
部屋を綺麗にしておかなきゃならんのですから。
 ――んで、その検査のようなものっていつやるのよ?
 …明日だ。

 以上、暇人閑居して不善を為す、というお話でした〜。
 まだ昨日の方がなんぼかマシな時間の使い方しとるわ。



February 9th (Mon)

 小烏丸かよっ!
 ↑皇室御物の名刀、何に対するツッコミかは秘密ってことで。

 仕事半分・趣味半分の実験を密かに遂行中。
 簡単に言うと、今や管理人の飯のタネの一つとなりつつある、半導体デバイスの断面観察に関す
るちょっとした工夫です。

 デバイスの断面を出す場合、普通は「劈開」と呼ばれるテクニックが使われます。
 慣れれば数分で断面試料を1個作れるので、特にウエハ数十枚単位で断面SEM観察をこなさな
きゃならない売れっ子半導体屋さん――例えば穴掘り屋さんや酸化膜屋さん――には必須の技術と
言えるでしょう。
 罫描き針などでウエハの端に傷を付け、そこを中心として均等に軽く力を加えてウエハを撓ませる。
 「ピン」と澄んだ音を立てて割れが走り、結晶面に沿った真っ平らな面が現れたら成功。
 馬鹿力が必要だった挙げ句「バキョッ」と嫌な音がしたりしたらそれは完全に失敗。(^^;)
 ただ、対象がほぼ100%単結晶シリコンならこの方法でいいんですが、表面に分厚い金属配線
が形成された後だったり、見たい面とウエハの結晶面とが違ったりする場合には、割れが大抵変な
方向に走って失敗しがちなので、残念ながら他の方法に頼るしかありません。
 即ち、FIB加工もしくは断面研磨であります。
 前者は金属元素中で最も液体でいられる温度範囲の広いガリウム(29.78℃〜2403℃)
をブラウン管の電子銃の要領で対象物に照射し、その猛烈な運動エネルギーを以て見たい面を削り
出すというもの。(要するにガ○ダムのビームキャノン(笑))
 後者は言うまでもなく、管理人お得意の「研ぎ」ですね。

 前振りが長くなってしまいましたが、ここからがいよいよ今日の本題です。
 FIB加工にせよ断面研磨にせよ、ウエハ上に形成された構造物を最上段まで綺麗に切るために
は、予め保護膜なり補強板なりを被せて最上段を保護してあげなくてはなりません。
 FIBの場合は真空蒸着で炭素や金属の膜を付けられるようになっています。
 断面研磨の場合は熱可塑性樹脂接着剤で板ガラスを貼り付けるのが一般的です。
 さて、これらの処理を施した後、各々の方法によって断面を出しました。
 試料をSEMにぶち込んだらどんな問題が起こるでしょうか?
 ――そう、チャージアップです…断面研磨の方だけ。_| ̄|○
 理由:ポリマーは絶縁物だから。

 同じような問題が昔、管理人が卒研やっていた頃にも起こったんですよ。
 当時の管理人は生粋のTEM使いでした。
 んで、試料を銅製の使い捨て支持台に取り付ける際、普通は銀粉入りペースト(銀ペ)を用いる
のですが、アレってすぐ乾くもんだから、角度の微調整が上手く利かないんですわ。
 10分ぐらい固まらずにいて、一旦固まったら銀ぺ以上に強度が出る接着剤は何かねぇか?
 暫し悩んだ末、管理人が手にしたのは、理系学生なら全国津々浦々知らない者は皆無とすら言わ
れるエポキシ系最強接着剤アラ○ダイド。
 …もちろん皆さんのご想像通り、チャージアップでズタボロにされましたが。
 観察している最中に試料の根元からボコボコ泡が出てくるんですよ〜。
 影絵で見ると非常に面白いのでTEM使いの方は是非お試しあれ。(爆)
 このままじゃ卒研が進まねぇ、どうしよう、と更に悩む管理人。
 おもむろに銀ぺの容器を取り出し、中蓋の裏にしこたまこびり付いている銀粉を削り取ると…何
をトチ狂ったか、ア○ルダイドに振り掛けて掻き混ぜ始めたではありませんか。
 練り練り〜♪
 混ぜ混ぜ〜♪
 やがてできあがったのは鈍い灰色の輝きを放つ粘着物質…怪しい、怪しすぎる。(^^;)
 しかしコレで試料を貼り付け直すとあら不思議、チャージアップは嘘のように解消してしまい、
お陰で管理人は無事卒論を書き上げることができたのでございます。

 約6年間の長きに渡り封印してきたあの奥義を、遂に使う時が来たのだっ!
 既にエポキシ系接着剤は日曜大工店で購入済みだし、SEMの予約も入れてあるし、後は明日を
待つばかり。
 結果は追ってご報告させていただきます。
 それにしても今日は前振り長かったなぁ…(笑)



February 10th (Tue)

 銀粉は細かく砕いて、心持ち多めに。

 昨日のネタ、早速実行に移してみたのですが、残念ながら本日は研磨装置の先約があったため、
実際に断面を出すまでには至りませんでした。
 ただ、銀粉の添加によるチャージアップ防止効果の確認実験は一応終わりましたよん。
 板ガラスに試料を貼り付けた状態のままSEMにぶち込む。
 無論、接着剤の部分と試料台とは何らかの形で導通させておかねばならない。
 例えば銀ぺ+銅箔テープとか。
 結論だけさっさと述べてしまいますと「ある程度効果あり」といったところです。
 どうも今回試した配合(※研磨のことも考えてやや透明性重視=銀粉少な目)では電子の抜けが
若干悪いらしく、高倍率&低速スキャンの時にチャージアップを起こす傾向にありました。
 しかし高速スキャンにしてやれば一瞬で除電されるので、案外やり方次第でどうにでもできるか
もしれません。
 ありがとう、学生時代の俺。



February 11th (Wed)

 暇潰しにリテイク

 桜で有名な近所の古墳のことをふと思い出し、昼飯を仕入れるついでに軽く登ってきました。
 最低気温マイナス6℃を記録した今朝の冷え込みを反映してか、頂上を時折吹き抜けてゆく風は
まだかなり厳しいものでしたが、こういう日だからこそ見られる風景ってのもあるんですね〜。
 まさか数分の登坂で先日の水源地登山の時と同様の山並みを拝めるとは…。(嬉)
 ただ、市街地から立ち上る排ガスの影響だけは如何ともし難かったらしく、空の蒼に前回ほどの
冴えは見られません。
 日の出直後ぐらいに撮ればもう少し綺麗な画になったかも。

 そうそう、余談ですが、上のリテイク写真には少しだけデジタルズームを使ってみました。
 ビル街のゴチャゴチャした雰囲気を極力排除したかったもので。
 数字に直すと約3.5倍ってところでしょう。
 つまり光学ズームの3倍に16%ほど電脳補正の下駄を履かせている訳ですね。
 因みに、LC−33の望遠能力を最大(9倍)まで使うとこんな感じ
 倍率以外は撮影条件もデータの処理方法(サイズ縮小50%+イメージ品質圧縮率90%)も全
く同じです。
 皆さんどう思われますか?



February 12th (Thu)

 頼れるお兄さん。

 昼前、先週分析依頼を受けたデバイス断面のAFM観察を行っていたところへ、突然隣席の上司
殿の姿が。

「投稿論文の原稿を作るのにさぁ、Wordマクロが上手く動いてくれないんだけど…」
 ※物理系の専門誌では論文の執筆者に最終稿作成の手伝いまでやらせるのです。

 昼過ぎ、作業が一段落したのでメール確認のため居室に戻ってみたところ、同期の一人からこん
なメッセージが。

「前に面倒見て貰った俺のパソコン、またサウンド絡みでトラブってしもた」
「Win2000って最近めっちゃ問題多いみたいやけど大丈夫かなぁ?」

 祝・サポセン業務復活。

 もう少し本腰入れて素人さんの皮を被っておくべきでした…。



February 13th (Fri)

 まだまだ改善の余地あれど、とりあえずミッションコンプリート。

 断面研磨&SEM観察、本日実行してみました。
 や、本当は研磨だけで終わらせてとっとと帰宅するつもりだったんですがね、研磨面の仕上がり
が予想以上に綺麗(光顕レベルでは傷が殆ど見当たらない)でついムラムラ来ちゃって。
 んで、結果の方は…

 ・高倍率観察時のチャージアップ
   → ほぼ皆無。 シャキーン
    但し銀粉の混ざりが悪い箇所では若干あり。 ブブー

 ・研磨面の傷や汚れ
   → 劈開面に迫るレベル。 ジャキーン

 ・接着面の形状
   → 部分的に水膨れっぽい箇所があった。 ブブー

 う〜む、とりあえず来週の定例会のお題ぐらいにはなるかな?
 まあどのみち現状では極端に使い手を選ぶ技なので(自己流でもいいから研磨技術の基礎を修得
していることが最低条件)、一発ネタ・ゲテモノ扱いされてそれで終わりでしょう。(笑)

 ある意味、管理人に最も相応しいルートかもしれない…。



February 15th (Sun)

 残念賞。

 …や、管理人自身の話じゃありません。
 主として今週金曜の襲来を予告しているK氏ご一行に対して。
 今朝、目覚まし代わりにボーッと地方ニュースを観ていたんですがね、「諏訪湖に渡り鳥が戻っ
てきた」という話が取り上げられていたんですよ。
 どうもその渡り鳥は氷の上を歩くのが苦手らしく、湖面が全面氷結している間は更に南(浜松の
辺りか?)まで退避してしまうそうなんですが、そいつらが再び諏訪湖に戻ってきたとのこと。
 この時点で嫌な雰囲気がギュンギュン伝わってきますね〜(^^;)
 画面が切り替わった瞬間、不謹慎とは思いながらも大爆笑してしまいました。

 氷が綺麗さっぱり融けてなくなっとるがな。

 ――という訳で、今シーズンの御神渡りは打ち留めになっちゃったみたいです。
 土曜の行き先、松本城と諏訪大社で我慢していただけますでしょうか? >K氏



February 16th (Mon)

 伝説再び。

 社員証が新しいのに切り替わりました。
 今までの安っぽいラミカとは格が違う、磁気カード+ICカードの最新式。
 今回使われる写真は秋口の割と痩せていた頃に撮った奴だから少しはマシになっているはず。
 去年の今頃撮った微デブ写真ともこれでめでたくお別れだー♪
 期待に胸躍らせながらカードに目を遣ると…

 頬がプチ宍○錠

 中学高校は無彩色キツネザル、学士の4年間はエセ東南アジア系、修士の2年間はナポ◇オンズ
の眼鏡の方、博士3年間はオールバックのテロリスト、という華々しい(?)経歴を持つ管理人。
 辛うじてまともだと思えるのは免許証の写真ぐらいなもんですよ。
 何でこう毎回毎回、肝心な時に限って写真映りが悪いんだ。_| ̄|○
 なお、社員証はよほど大きな体制変革でもない限り(例えば社名変更とか、今回はこれに該当する)基本
的に退職するまでずっと同じ物を使い続けることになるそうです。
 タノム、ジョウダンダトイッテクレ…。



February 17th (Tue)

 長野の公務員には寒冷地手当てなる物が支払われる。
 管理人的には12へぇぐらい(笑)

 朝、職場の先輩と話をしていた時のこと。
 最近エアコンの調子が悪くて困ってるんだよ、というような話題から派生して、こんな質問をさ
れました。

「暖房費どれぐらいかかってる?」

 う〜ん…寒さに身体が慣れちゃって、ここ1ヶ月ぐらいは殆どゼロですねぇ。
 自室に限れば、ジャケット1枚羽織って膝上に布団を被せるだけでも充分暖かいですから。

「ゑっ、マジで!?」

 いやそんなに驚かなくても。(^^;)
 室温が10℃近くあれば何とでもなりますがな。

 件の先輩のお宅の場合、夜になると寝室でも室温が簡単に0℃を割ってしまうため、ほぼ常にエ
アコンを動かしておく必要があるんだそうです。
 典型的なコンクリート建築の弊害ですな。
 長野に比べりゃ遙かに温暖な大阪でも過去にこんな事件があったぐらいだし。

 しかしここで素朴な疑問が一つ。
 じゃあ我らが独身寮の壁や床は何でできているんだろう…?



February 18th (Wed)

 明日は定時退社で飲み会じゃ♪

 超高真空SPMを明日から本格稼働させるべく、夕方に試料の脱ガスを始めました。
 電解研磨による探針の作製、ウエハからの試料の切り出し、気長に待つしかないロードロックの
真空引き…何もかもが懐かしくてたまりません。
 1年半のブランク?
 ふっふっふ、こちとら大学で5年近くも似たような装置と付き合っていたんですぜ。
 操作手順ぐらい、触っていれば身体の方で勝手に思い出してくれますがな。
 ホントに自分でもびっくりするぐらいよく覚えていました(笑)

 後は探針のご機嫌に運命を委ねるのみ。
 一発でスッキリ結果を出して、気分良く飲み屋へ行けたらいいなぁ。
 否、意地でも出してみせるっ!
 但し頑張るのは定時まで…だって先輩方との先約があるし。(ぉ)



February 21st (Sat)

 嵐が2つやってきた。

 日記の更新が2日滞ったのは久し振りですねー。
 何をやっていたかと言いますと、

 ◇19日:予告通り原子像を一発ゲット → 先輩とサシで飲み → 帰宅するなりバタンキュー
 ◇20日:予告通りK氏ご一行襲来 → 飲み屋へ行って帰ってきたら23時 → 以下同文

 やはり酒が入ると頭が回りませんな。
 その割に帰宅後小一時間お空の散歩をしていたのはここだけの秘密。

 本日はタイフーン2つ引き連れて、松本城とか諏訪大社とか見て回る予定でございます。
 …まだ微妙に酒が残ってる感じがするけど。



February 22nd (Sun)

 控え目に見積もっても5kmぐらい歩いたんかなぁ?

 昼前に嵐2つが去ってゆきました。
 いや、大きいK氏はさておき、小さいK氏の方は温帯低気圧ぐらいになっていたかも。
 何せ昨日は管理人ですら少々キツいと思った程の強行軍でしたから。

 ◇松本城
  サクッと天守閣に上って北アルプス眺めて、午前中で終わらせる。
  …はずだったのが、大きいK氏が資料館の中身にすっかり心奪われてしまい(まあ展示してあ
 る城の模型からして約100年前の貴重品だってんだから無理もありませんけど(笑))、気
 付いてみれば14時目前。

 ◇諏訪大社・本宮
  鈍行で上諏訪駅まで移動した後、タクシーに乗ってまずは上社本宮へ。
  4つあるお諏訪様(上社本宮/前宮、下社春宮/秋宮)の内、この本宮が最高位の扱いになっ
 ているんだそうです。
  …が、境内の広さはサッカーのフィールド1面+αってな印象だし、社殿も至ってシンプルな
 物だしで、あまり「総本山」という感じはありませんでした。
  建御名方命(たけみなかたのみこと)が終の住み処に定めたと言い伝えられる山そのものがお
 社でありご神体であるという考えなのでしょうか。
  離脱前に授与所へ立ち寄り、お守り購入のついでに巫女さん分を補給。(ぉ)
  なお、今回エンカウントした巫女さんもおっとり系美人でございます。

 ◇諏訪大社・前宮
  こちらは建御名方命が最初に降臨したと言い伝えられる場所。
  要するにアームストロング船長の足跡と着陸船の台座しか残っていない訳で、管理人一行が訪
 れた時には人っ子一人いませんでした。
  え〜、本宮から延々3km近く歩いてきたのに、鳥居と社殿と御柱4本しかないのん?
  そんな不埒なことを考えながら境内に踏み込んだ瞬間、気温がスウッと下がるような感覚が。
  社殿の脇を流れる小川と未だ残る根雪との相乗効果ですかね。

 とまあ、こんな感じで観光地を巡ってきたのですが、前宮から暫く歩いたところで重大な事実を
思い出してしまいました。

 最寄り駅までどうやって戻るんよ?

 そこそこ賑やかな本宮前と違って、前宮周辺には軒を連ねる土産物屋とか観光客待ちのタクシー
とかの類が全くないのです。
 → 最も近い(と思われる)茅野駅(らしき場所)まで徒歩で移動。(爆)
 川を渡り土手を越えて、歩くこと約40分、ようやく茅野駅に辿り着いた時には、小さいK氏の
口から魂が半分抜けかかっておりました。(^^;)
 はてさて、明日の朝までに筋肉痛が治ってくれるかどうか。



February 23rd (Mon)

 来るのがもう二日遅かったら、とっても面白いことになっていたかもね(ボソ)

 週末のポカポカ陽気から一転して、本日の長野は昼頃から時折小雪がちらつく寒空に逆戻り。
 そのせいでしょうか、重度の筋肉痛を抱えてしまった太腿やふくらはぎが辛いの何の。
 …いや、最大の原因はきっと、未だ雪深い某所であんな無茶をしたからに違いありません。
 ※諏訪大社上社本宮と前宮との中間地点で見付けた、恐らくは荒神様の類。
  パッと見ただけで分かると思いますが、石段の表面は全て氷で覆われております。
  何も考えず上るだけ上って、ふと後ろを振り返った時の絶望感ったらもう。(怖)

 あっ、そういや今週末はスキー旅行のお誘い(from 職場の先輩)が入ってるんでしたな。
 確か白馬あたりに行く予定だと聞いたような覚えがありますが…15年近くもブランクがあるの
にいきなりそんな凄い所に行ったりしても大丈夫なんでしょうか?
 急斜面の一番上に立ったら、日曜日のトラウマがぶり返して降りられなくなったりして。(^^;)



February 24th (Tue)

 鼻風邪引いたっぽい。

 朝、目が覚めた時から、鼻の奥の粘膜が乾いているような違和感がず〜っと続いております。
 とりあえず薬局で薬剤師さんお薦めの薬と喉飴を買ってきてはみたものの、ちゃんと効いてくれ
るんですかねコレ?
 明日はちと外せないお手伝いがあるので、なるべく体調を万全に整えて臨みたいんですが。
 同期の子からの応援要請。
 割と切羽詰まった感じに見えたってのもあるし、ほら、管理人って紳士ですから。(ぉ)
 そんな訳で、本日は少し早めに仕事を切り上げて、20時過ぎにパッと帰っちゃいました。

 ――とか何とか言っといて。
 自室に辿り着くなりテレビを点け、地下鉄サリン事件の再現ドラマに見入る馬鹿が1匹。
 終わってみれば時刻は既に23時…いつもと同じぢゃないか。



February 25th (Wed)

 ぐらぐら〜。

 分析に関する打ち合わせが立て続けに3つ入り、結局今日は超高真空実験用の仕込み(試料の脱
ガスとか)をすることしかできませんでした。
 後はただひたすら報告書を読み漁って新型デバイス(※新たに分析依頼を受けた奴)のお勉強。
 1件につき平均8ページとして、全部で40件ほどあるから、合計すると320ページですか。
 もちろん一日で読破できる量じゃありません。
 風邪の毒素が頭にも回り始めた状態でこれをやると、結構辛いものがありますね。
 昼過ぎから軽い頭痛まで始まってしまった(T_T)
 でも明日中を目処に通り一遍でもいいから全部読んでおかないと、上述のデバイス分析には取り
掛かれないし…ああ悩ましい。



February 26th (Thu)

 やけに染みると思ったら…

 左下の奥歯の側面の溝に黒く変色している部分を発見。
 また随分と珍しい所に虫歯ができたもんだと思います。
 しかもこれ、喉飴を舐めている時に限って妙にズキズキ疼くんですわ。(泣)
 今抱えている仕事が一段落したら可及的速やかに治さないと。

 因みに、風邪の方はどうやら峠を越した感じです。
 夜寝ている間に鼻詰まりの息苦しさで目が覚めてしまうのはちと考え物ですが。
 …やっぱ周りの皆さんにお裾分けしたのが効いたのかな?(ぉ)
 隣の席の上司殿 → 鼻水注意報発令中&軽い頭痛。
 そのまた隣の先輩 → 昨日ブラックホークダウン&今日も早退。
 大きな声じゃ言えないけど、管理人が感染源としか思えない(^^;)



February 28th (Sat)

 トイレットペーパーの芯の繋ぎ目。

 先週末に悪友ご一行が遊びに来た際、久々に「エナジーエアフォース・エイムストライク」の封
を解いたんですが、本日ようやく最終ミッションの攻略を終えました。
 このゲーム、F−22ADFを彷彿とさせるストイックさが最大の売りとなっており、AC04
ですら難しいと感じる一般ピープルにとっては恐らくただのクソゲーでしかないでしょう。
 何しろ、全速旋回による回避じゃほぼ確実にミサイルの直撃を喰らっちまいますから。
 そこで登場するのが、我が伝家の宝刀・デコイ撒きつつバレルロール。
 ADFで随分とお世話になった回避方法です。
 機動のイメージは冒頭に書いた通りで、ミサイルをギリギリまで(多分3マイル以内)引き付け
てからチャフ&フレアを放出し、コンマ1秒待って回避を始めるとかなりの確率で直撃を避けられ
るようです。
 もっとも、リプレイを見る限りは結構至近距離で爆発しているみたいですが…。(^^;)

 それと、忘れちゃいけないのがF−35。
 前作と同様、本ゲームでも垂直離着陸の面白さが手軽に堪能できるようになっております。
 さすがに前作の空戦中ホバリング+AMRAAM発射は強すぎて封印されちゃってましたが。(笑)
 慣れると空母への着艦なんて楽ちんでいいですよ〜。
 F/A−18だと制動ワイヤーを捉えられなかったらすぐさま推力全開で再上昇しなきゃいけま
せんけど、F−35なら甲板の真上で止まってからゆっくりのんびり降下すればOKですので。

 今ならお値段も相応にこなれている(と思われる)お手軽空戦シミュレータ。
 病気療養のお供に、貴方もお一ついかがですか?
 んな事やってるから風邪がなかなか治らないんだよ! >俺



February 29th (Sun)

 タイムリミットまで後15日。

 1週間ほど前のことになるんですが、実家から「何か知らんけど、大学から確定申告の書類が届
いたよ」と連絡がありました。
 社会人1年目にして脱税者になるのは管理人としても御免被りたいので、とりあえずこちら
宛に問題の書類を大急ぎで送るよう依頼。
 …したにもかかわらず、実際に届いたのは木曜日でしたが。(普通郵便かよっ!?)
 封筒を開けてみると、中には「退職者各位」と書かれた紙が1枚入っており、確定申告について
簡単な説明がされています。
 ふむふむ、4月以降の進路によって、大きく分類が2つに分かれるんですな。

 1.退職後、就職されなかった方
 2.退職後、別の事業所に就職された方

 管理人は去年の3月までRAのお給料を貰っていて、4月から今の会社に就職したから、分類は
後者の方になる訳です。
 んで、会社で12月に年末調整を済ませている場合は、就職した事業所に別添えの源泉徴収票
提出して「年末調整の再年調」をして――

 そんな書類、どこにもありませんが?

 実家には書類が届いた日の晩に連絡を入れて、他に何も入っていなかったという事実をしつこい
ぐらいに確認しております。
 じゃあ源泉徴収票はいずこへ消えてしまったのよ?

 翌日、特急で依頼されていた分析業務(断面研磨試料を2つ作製&その日の内に断面観察)の合
間を縫って、古巣の事務室に電話を掛けたところ、何ともベタな回答が返ってきました。

「すみませ〜ん、封筒に源泉徴収票を入れ忘れていたみたいですぅ」

 今すぐ大阪まで飛んでいって担当者さんの頭にハリセンかましたい誘惑に駆られましたが、どう
にか理性の力で踏み止まり、穏和な好青年の皮を被り直して応対を続けます。

「まあ済んでしまったことは仕方ありません、とにかく急いでこちらに書類を送って下さい」
「え〜と、お急ぎでしたら速達の方がよろしいですよねぇ?

 当たり前です。

 今日の昼頃流れていたCMによると、確定申告の期限は3月15日だとのこと。
 え〜、そんなの聞いてねぇよ〜! ←3月末日だとばかり思っていた
 来月も分析とか分析とか分析とかで忙しいし、税務署で時間外受理をやっててくれれば非常にあ
りがたいんですが…やっぱ休暇を取ってクソ長い行列待ちに加わるしかないんかなぁ。







[2004年3月の分]





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